たたかうブログ

いろいろ試してみるブログです。

vs多すぎる服(2)

前回は高校あたりまで書いたので、

今回は大学生である。

 


大学進学直前でやっと自分個人の服がほとんどないことに気付いた。
しかも困ったことに一人暮らしなのだ。


まずはファッション誌を買うが奨学生にはとても買えない服ばかり。
マジなんなんだよ集英社。金持ちかよ。

付録にペンダントトップがついてきたが、これが似合う服がないのだ。

服のおかげで見られたものになる付録は、

シャツに長ズボンのもっさり人間がつけると

たちまち懐かしのセボンスターになった。

近所に子供がいたらあげていたと思う。

 


っていうか見たところでどこで服を買えばいいのかすらわからないのだ。
西友にはこういう服売ってない。
西友以外だとデパートになるのだけれど、デパートに行く服はもちろん金もない。


焦って服を買えば1日着たら毛羽か毛玉だらけ。
母からはそんな女子大生みたいな服買って頭がおかしいくらいに言われ、
(女子大ではないが女子大生になるんだけどね)
しかもボトムスは踝の半分出るズボンである。


かくなれば現地調達、と意気込むも
一人暮らしを始めた場所は田舎かつ周りが分からないのでそれらしき服屋が見つけられない。

そして奨学金が5月10日まで入らないという大ピンチであった。



とりあえずバンドTを着てみたり、
草野マサムネがジャケットの中にパーカーを着ていたのを真似して
男物のビジネスシャツの中にフード付きトップスを着てみたり、
はたまた黒一色に染まり
シャツのインナーだけ派手な色のバンドTシャツだったりした。

そんなわけで大学生活の最初は
男物のシャツと母が丈を詰めすぎたズボン、
中にはマイナーなバンドのTシャツばかりであった。
そっち方面のオタクじゃないのにそっち方面のオタファッションである。
これでも一緒にいてくれた友人らには感謝しかない。
コンサバとプレッピーだったからね二人は。


しかし途中で気付く。
男物の服を着ている時は二人が明らかによそよそしいのだ。
冷静に考えてみると私が当時目指していたのは
スピッツの草野さんまたは田村さん
くるり大村さん
であり、彼らがショートパンツもスキニーパンツも穿かなければ
私も当然穿かないのである。スカートも穿くわけがない。
イメージは堅実なロックスターである。

 


ももっと冷静に考えてみると彼らは男である。
しかも年代も違うではないか。

ここでやっと女物の服を買うという発想になったのだ。